生活の中で車を所持している方も多いと思います。
その中でも、一台の車を長く乗る方やこまめに乗換を行っている方もいると思います。
この記事では、車を乗り換えていく際に、できるだけ出費を抑えていろいろな車に乗るための考え方をまとめています。
車の価値とリセールの関係
車のリセールバリューの推移は車種ごとに異なります。
そして、車種のリセールと車の価値の推移をまとめるとしたのグラフのようなイメージになります。
A:車両価格200万で、一般的なリセールの車
B:車両価格500万で、一般的なリセールの車
C:車両価格800万で、一般的なリセールの車
D:車両価格300万で、リセールがあまり下がらない車
E:車両価格800万で、リセールがあまり下がらない車
F:車両価格800万で、リセールがあまり下がらない車で購入直後はプレ値になるような車
このように、大半の車はA~Cに分類されることになりますが、中には、D~Fのようにあまり値落ちしない車があります。
特にDの車種などは、購入時もそれほど高額な出費ではなく、10年乗ったとしてもほとんど寝落ちしないという車になります。
車の累計出費額
では、先ほど紹介した6種の車における累計の出費額イメージを下のグラフにまとめてみました。
出費額に含むもの
・車両価格の下落額:それぞれの年で車を売却する想定
・各車検タイミングでの車検等の整備費用
ー車検整備費用(10万円想定):すべての車検毎
ータイヤ交換費用(10~20万円想定):すべての車検毎
ーバッテリー交換費用(5万円想定):5年目、9年目のみ
このように、CやBの車においては、10年後の累計出費がとても高額になっていることがわかります。
それに対して、Cと同じ新車価格のEやFについては、それほど出費がないことがわかります。
リセールバリューを考慮したときの車の売却タイミング
先ほどの累計出費額に対して、年平均での出費額を追加したものがしたのグラフイメージになります。
この場合、A,B,Cの車種については、購入して2~3年後に乗り換えのために売却するよりも、5~6年以上の長期的に乗る方が年平均の出費額を抑えて乗ることができます。
これが一般的に、長期的に乗ったほうが出費が少なくなるといわれる理由になると思います。
しかし、D,E,Fの車種については、長期的に車を乗車しなくても、2~3年後の年平均出費額もそれほど変わらないことがわかります。
しかも、初回車検前の2年ほどで売却を使用とした場合、長期的に乗るよりも平均出費額が多少なりとも少なくなっていることもわかります。
(これは、車検やタイヤ交換などのメンテ費用が掛かる前に売却するため、出費額が抑えられるということです。)
まとめ:賢く新車に乗り続けるには
今までの説明であったように、リセールバリューの変動の少ない車を選んで乗換をしていくことで、出費額を抑えつつ、短期的に新車を乗り継いでいくことが可能になります。
短期乗り換えのメリット
・常に新車に近い状態の車に乗れるため、所有者満足度が高い
・常に最新車種に乗れるため、車のスペックが高い(安全性能、サポート性能…など)
・次の売却を意識して乗車するため、比較的車をキレイに保てる
短期乗り換えのデメリット
・常に次の売却を意識して、車をキレイに保つのが面倒
・車によっては、リセールが暴落する可能性があり、出費が高くつく場合がある
・乗換の手続きを短期的に行う必要があり面倒
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