車のローンの種類や疑問について

車の買い替え

車の購入時にローンを組んで購入される方も多くいると思います。

その際、下記のような疑問をいだく方もいると思いますので、私なりの体験談を踏まえてまとめさせていただきます。

どこから借りるのが1番安いの?

育休中でもローンは組めるの?

残価設定型ローンを組んで、乗換時にディーラー以外に売っても大丈夫?

ローンの借入先

①銀行ローン
②ディーラーローン(残価設定型)
③中古車販売店のローン

自動車購入資金のためのローンには上記のようなものがあり、メリット・デメリットは下記のようになります。

メリットデメリット
銀行ローン●金利が安い(1~4%程度)
●車検証の名義を本人にできるので、ローン返済中の売却等が簡単
●ハイブリッド車やEVなどはさらに金利が下がる銀行もある
●審査が厳しく、審査機関も時間がかかる
●ローンを組む銀行で口座を開設する必要がある
ディーラーローン
(残価設定型)
●ディーラーで申込みができるので簡単
●審査が銀行ローンに比べて甘め
●車種によっては、残価設定額が高いため、月々の支払額を抑えられる
●金利が銀行ローンよりも高め(5~10%)
●ローン返済中は、車検証の名義が信販会社になってしまうので、返済中の売却等が面倒
中古車販売店のローン●購入する販売店で申込みができるので簡単
●信用情報確認しないので、審査が甘い
●金利の設定がない
●金利がない代わりに、手数料や保証料がとられる
 (車両購入価格の10%程度)
●ローン返済中は、車検証の名義が中古車販売会社になってしまうので、返済中の売却等が面倒
●高額の借入や長期の返済期間の設定は出来ない時がある

最も支払額を抑えたいのであれば、銀行ローンがオススメ!

ローン借入時の注意点(育休などの休職中の借入)

基本的に、育休中(休職中)でもローンの借り入れは可能です。
しかし、注意点として休職中は育児休業給付金がもらえたとしてもそれを収入として見込んでくれない銀行もありますので、注意が必要です。
その場合、年収の計算が少ない収入で計算されるため、借入額が高額な場合は審査が通らない可能性が高いです。

ただし、銀行によっては、復職の見込みがある場合は、休職前の収入からひと月当たりの収入を計算し予測年収を算出したうえで、審査をかけてくれる銀行もありますので、その場合は、高額な借り入れも可能な場合があります。

詳しくは、借り入れ候補の銀行に確認してみることをオススメします。

残価設定型ローンについて

残価設定型ローンとは?

ローン返済期間後(大体5年後)の自動車の残価を設定し、購入価格からその残価を差し引いた額をローンで返済していくといったものになります。


自動車の購入価格:500万
5年後の残価率:40%(=500万×40%=200万)
5年間で返済する額:300万(=500万-200万)

返済期間終了後はどうするの?

返済期間終了後は、
①ディーラーに車を返却する
②残価を支払い車を購入する
の2パターンがあります。

②の残価の支払いは、残価を一括で支払うか、再度ローンを組むことができますが、
再度ローンを組む場合、金利が高額になってしまう可能性が高いため、初めから長期で車を保有する予定の方は、残価型ではなく、通常ローンにしておくことをオススメします。

残クレで契約した車は必ずディーラーに返却or買取してもらわないとダメ?

残クレで契約した車でも買取業者に買い取ってもらうことは可能です。

残クレで購入した車の所有権の名義はディーラーや信販会社になっており、車を売る権利自体は、所有権を持っている人(所有者)になります。
そのためローンが残っている車を売却しようとしたり、ローンを解約するには、ローン残債と車両残価分の金額を支払い、所有権の名義を変更する必要があります。
しかし、車を売却したお金や新たに組んだローンで残債と残価分を支払えば問題ありません。

残クレのローン返済途中でも、ローン残債と車両残価分を一括返済すれば、車を売却することができるといいましたが、その時点でローンを完済できるお金がない方がほとんどだと思います。
そういった場合は、買取業者に売却することで、売却した車のお金を使ってローンを返済することが可能です。
(仮に、返済額に対して、売却したお金だと足りない場合は、追加で支払いをする必要があります。)
所有者名義の変更などについても、買取業者が対応してくれる場合もありますので、売却査定時などに相談してみるのもアリです。

まとめ

●最も安いローンの借入先は銀行ローン
●育休中でもローンを組むことは可能
●残クレで契約した車でも買取業者に買い取ってもらうことは可能

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