車を安く買う方法(購入時のポイント解説)

車の買い替え

車を購入する際に、少しでも安くしたいと思うと思います。
そこで、私なりの車購入時の費用削減ポイントをまとめます!

①決算月を狙って購入
②モデルチェンジ前の車種を購入
③無駄な諸経費は削除(自分でやれば安く済ませることもある)
④複数社で見積り競争させる
⑤サブディーラーから購入
⑥ローン利用時は、金利の少ないところで借りる
⑦オプションは社外品も検討に入れる

①決算月を狙って購入

車を買うときに、値引き交渉をされる方も多いと思います。
そのうえで、最も値引き率が良いタイミングを狙って購入することができるのが決算月です。

自動車メーカーやディーラーの場合、3月が決算月となり、9月も半期決算の時期となり、
そのほか、ボーナス時期となる、6,7月も値引きしてもらいやすかったりします。

②モデルチェンジ前の車種を購入

モデルチェンジ前のタイミングにモデル末期の車種を狙うことで、ディーラーも割り当て車両を売り切りたいため、値引き交渉に乗ってもらえる可能性が上がります。

モデルチェンジとは異なりますが、他のメーカーから同じ車格の車が発売されたタイミングは、新型車に対抗するために値引きしてくれる可能性もあります。

③無駄な諸経費は削除(自分でやれば安く済ませることもある)

見積りを提示されたときに車両価格とは別にかかってくる費用が諸経費となります。
販社によっては、その諸経費を多めに見積もることで儲けを出しているところもありますので、見積を見た際には注意して確認することが大事です。

自動車購入時の諸費用には下記のようなものがあります。

●自動車税
自動車税は、毎年払う必要がある税金となっており、4月1日時点で名義がある人に支払い義務が発生するものとなっております。金額は、車種や排気量によってきまっており、毎年1年分(4月~翌年3月)を一括で支払うことになっております。
この自動車税において、月割りの金額が見積に記載されてきます。(軽自動車の場合は一律10,800円になります。)

車種総排気量税額
自家用普通車1リットル以下25,000円
1リットル超~1.5リットル以下30,500円
1.5リットル超~2リットル以下36,000円
2リットル超~2.5リットル以下43,500円
2.5リットル超~3リットル以下50,000円
3リットル超~3.5リットル以下57,000円
3.5リットル超~4リットル以下65,500円
4リットル超~4.5リットル以下75,500円
4.5リットル超~6リットル以下87,000円
6リットル超110,000円
自家用軽自動車一律10,800円

●環境性能割
以前は自動車取得税というものが、2019年10月から名前が変わって環境性能割として開始されました。こちらは、新車購入時と中古車購入時で計算方法が異なり、中古車の場合は年式によって決まります。
購入予定の車の燃費基準達成割合に応じて決まった税率(0~3%)が取得価格(課税標準基準額×残価率)に対して課税されます。

●自動車重量税
自動車重量税は車両の重量に応じて課される税金となっております。この税金は、車両の新規登録時または、車検時に車検証の有効期限分をまとめて支払うものになります。(軽自動車に関しては、重量に関係なく一律で決まってます。)

車検期間/車両重量1年2年3年
軽自動車5,200円6,600円9,900円
~500kg以下4,100円8,200円12,300円
~1,000kg以下8,200円16,400円24,600円
~1,500kg以下12,300円24,600円36,900円
~2,000kg以下16,400円32,800円49,200円
~2,500kg以下20,500円41,000円61,500円
~3,000kg以下24,600円49,200円73,800円

●消費税
この消費税は、普段皆さんが買い物をする際に課税されているものと同じで、車を購入する際に車両価格とオプション価格に対して、10%課税されます。

●リサイクル料金
自動車リサイクル法で定められている、廃車処分に必要な費用になります。車種やグレードによってきめられており、前払いで支払うことになっています。
軽自動車・コンパクトカー:7,000~10,600円程度
普通自動車:10,000~18,000円程度

●自賠責保険料
車を所有する際に必ず加入する必要がある保険となります。こちらは、車両重量税と同じように、車両の新規登録時または、車検時に車検証の有効期限分をまとめて支払うものになります。

期間普通自動車軽自動車
12か月13,410円13,210円
13か月14,090円13,870円
24か月21,550円21,140円
25か月22,210円21,780円
36か月29,520円28,910円
37か月30,170円29,550円

●OSS申請代行費用
OSSとはワンストップサービスの略で、自動車の保有に伴い必要となる手続きをオンライン上で一括して行うことができるシステムのことです。
この料金は、ディーラーごとに異なりますが、25,000~50,000円程度が相場になります。

●車庫証明手数料
車を保有する場合、その車を止めておく駐車場(車庫)が確保されていることの証明をする証明書が車庫証明となります。その車庫証明を取得してもらうための代行費用となっており、~20,000円程度が相場となっております。
この証明書発行は自分でもできるので、自分で行うことで代行費用を節約することも可能です。

④複数社で見積り競争させる

同じ車を購入するとしても、ディーラーごとに販売会社の大本が異なったりもしますので、複数のディーラーに見積をお願いすることで、値引き競争をしてくれて安く購入することができます。

例えば、トヨタの場合、4種類の販社があり、
●トヨタ・・・主にクラウンやランクルなどを取り扱っていた
●トヨペット・・・主にアルファードやハイエースなどを取り扱っていた
●トヨタカローラ・・・主にカローラ系やノアなどを取り扱っていた
●ネッツ・・・主にヴェルファイアやヴォクシーを取り扱っていた
と販社ごとに取り扱い車種が異なっていましたが、2020年5月より、すべての店舗で全車種を購入可能になりました。
したがって、例えば、ヴォクシーが欲しいときにネッツ店以外でも購入できるようになったので、近所の店舗が別の店舗だとしても購入することが可能です。

⑤サブディーラーから購入

あまり聞きなじみのない方も多いかもしれませんが、普段見かけるディーラーとは違い、サブディーラーというものがあります。

ディーラーとはトヨタや日産、ホンダといった看板があり、それぞれのディーラーでは、そこのメーカーの車種しか購入できません。

サブディーラーとは複数のメーカーやブランドの車種を購入できる販売店となっており、ディーラー経由で車を仕入れてくれる販売店となっております。

そして、このサブディーラーから車を購入することで、ディーラーよりも安く購入することが可能な場合が多いです。

私の場合、ホンダのステップワゴンを購入したときに、ディーラーで精いっぱい値引きしていただいた価格よりもさらに10~20万ほど安く購入することができました。

また、車のメンテナンスについても、オイル交換がずっと無料で行ってくれたりするサービスもあったりしましたので、ランニングコストも抑えられます。

心配される、車のメンテナンスについては、サブディーラーでも行ってくれますが、ディーラーに持って行っても対応してくれるので、ほぼデメリット無いと思います。

⑥ローン利用時は、金利の少ないところで借りる

車を購入する際、最も支払額を抑えられるのが、一括支払いになります。
しかし、実際のところ、購入資金をためてから購入しようとすると貯金している間に乗りたい車がなくなってしまったり、物価の上昇とともに、当初より必要資金が高価になってしまうことも十分にあり得ます。

そういった場合、お金を借りて(ローンを組んで)車を購入する方も少なくないと思います。

その際は、最も金利が安い銀行ローンを利用して購入することで、最終支払い総額を抑えることができます。

⑦オプションは社外品も検討に入れる

車を購入する際、ノーマル車両のままではいろいろと不足しているものがあり、皆さんオプションを追加して購入すると思います。
その際、純正品にこだわらず社外品を選ぶことで費用を抑えることが可能です。

私が費用節約のために社外品を購入して対応したものが以下になります。

●フロアマット
フロアマットは、車を使うにあたって、ほぼ100%の人がつけるオプションだと思います。しかし、そのフロアマットも純正品の場合いいものだと安くても5~6万円程度、高いと10万円以上するものもあります。
しかし、社外品に変えることで高級仕様と同じような品質の物が1~3万円程度で購入できてしまいます。

私の場合、RX購入時
純正フロアマットが100,100円するところ、社外品を購入することで11,980円で購入することができました。

オススメは、FJ CRAFTというところのフロアマットが品質も良くとてもコスパがいいです!

●コーティング
オプション品とは少し異なりますが、ディーラーコーティングは結構ぼったくり商品が多いということがあります。
その証拠に、値引き交渉時などに、コーティング費用を一気に値引きしてくる営業マンをいます。
また、コーティングする目的としては、洗車の回数を減らしたいであったり、通常よりもさらに輝きを求めたいという理由だと思いますので、その目的に合ったコーティングを自分で選んだ方が、最終的に満足感が大きいと思います。

個人的にお勧めなのが、キーパー技研のキーパーコーティングになります。
洗車の回数を減らしたいー>エコダイヤキーパー、フレッシュキーパー
新車以上の輝きが欲しいー>EXキーパー
といったように目的に合わせてメニューがありますし、キーパーコーティング愛用者も結構いますので、お勧めできるコーティングだと思います。

私の場合、RX購入時は、雨が降ると汚れが落ちるというフレッシュキーパーをコーティングしてもらいました。

●メンテナンスパック
こちらもオプション品とは少し違いますが、3年メンテパックとか5年メンテパックといった、オイル交換や車検整備費用を含んだパック商品となります。
車にもよりますが、車検に関しては、ディーラーで行ってもらうよりもガソリンスタンドなどで行ってもらった方が圧倒的に安くなることが多いので、メンテパックをオススメされた際は、しっかり内容を確認したほうがいいと思います。

まとめ

車の購入は頻繁に行うことではないため、相場を把握することは難しいかもしれませんが、この記事を読んでいただいた方は少なからず、注意点は把握できたと思いますので、見積時に注意していただき、購入費を節約できたらいいなと思います。

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